男性被害増で高止まり
徳島新聞で、徳島県警が相談を受けるなどして対応したDV事案件数について掲載されていました。
先日、長野オフィスの開設にあたり、長野県庁や長野県警、市役所の担当課の方々にご挨拶にうかがいました。
警察の方々に「男性からのご相談も増えていませんか」とお尋ねしたところ、「お互いに暴力を振るい合う『相互DV』が多いですね」と言われました。
『相互DV』とは一体何なのでしょうか…。
警察は「DV=身体的暴力」であると考えているのかもしれませんし、『相互DV』は警察のみで使うようになった造語なのかもしれません。
しかし、DV被害者支援の現場においては、お互いに暴力を振るい合うような関係はDVではないと捉えています。
DVとは「親密な関係において、一方がもう一方を**暴力**という手段を用いて、支配・コントロールすること」です。
先日のラジオでもお話しした通り、お互いに暴力を振るい合うような関係はある意味対等です。
私たちが支援しているのは、配偶者やパートナーから一方的に暴力を振るわれ、支配・コントロールされている被害者さんのみです。
(お互いに暴力を振るい合っているように見えるケースでも、実際には支配関係が隠れていることが多いので、慎重な判断が求められます。)
白鳥の森では、性別にかかわらず、DV被害に遭われている方を支援しています。
そのスタンスは今後も変わることはありません。
DV被害で苦しむ人を一人でも減らすこと、そして社会から暴力を根絶することが私たちの目標です。


