設立2周年のごあいさつ。

2022年3月11日、東日本大震災の発生から11年が経ちました。未曾有の災害に遭遇し、今なお大変な思いをされている方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
そして白鳥の森の設立から2年が経過しました。これまで行政の仕事しかしてこなかった私が、今このように民間団体を運営できているのは、関係機関の皆さまのご協力や、相談者さんのために労力を惜しまず共に支援してくれるスタッフの尽力があるからに他なりません。また、私たちの活動に賛同してくださり年会員としてご入会くださった皆さま、被害者支援のためにご寄付をくださった皆さま、支援物資をお送りくださった皆さまに、改めて心からのお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
現在、メディアでは連日ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が報じられていますが、プーチン大統領は2017年にDVの罰則を軽減する(数万円程度の罰金で済む)法改正をおこないました。欧州や国際人権団体から批判の声が上がったのは当然ですが、では日本の現状が一体どうなっているかというと、私はロシアと大差ないと感じてしまいます。
3月8日の国際女性デーにイギリスの経済雑誌エコノミストが公表した女性の働きやすさランキングでは、日本は29か国中28位という結果に終わり、2021年のジェンダーギャップ指数は156か国中120位、男女の賃金格差は主要7か国(G7)で最下位、選択的夫婦別姓はいつまでも認められず、性暴力の厳罰化も進まない、依然として女性の立場が非常に厳しいというのが私たちの生きるこの国の現状ではないでしょうか。
そして、私たちの活動に最も影響のあるDV防止法については、現在その改正にストップがかかっています。女性や子ども達が未だ暴力の危険に晒され、新たな被害者が増加し続けるばかりです。
目を背けたくなることもありますが、支援を必要とされる方がいる限り私たちの活動は続くものと覚悟を決めて取り組んでいます。
白鳥の森では、今被害に遭われている方に暴力から逃れていただくこと、そして安全を図った後に自身の力で生きるための自立支援に最も力を注いでいます。また近頃は、DV防止啓発のための講演をさせていただく機会も増えてきました。
今後も支援活動との両輪で、DV根絶に向けて私たちにできることをひとつひとつ積み重ねて参りたいと考えております。
これまでご寄付ご支援いただきました企業・法人・団体様を掲載させていただきます。個人の皆さまからもたくさんご寄付等をいただいておりますが、ここでの掲載は控えさせていただきますのでご了承ください。
末筆になりましたが、皆さまのご健康と益々のご活躍をお祈りし、2周年の挨拶とさせていただきます。

(五十音順・敬称略)
医療法人むつみホスピタル/岡田石油/株式会社Tサポート/株式会社LIFULL/株式会社リンク・セオリー・ジャパン/河野自動車/黒木総合法律事務所/公益財団法人徳島県勤労者福祉ネットワーク/さくらや徳島北店/城東法律事務所/武田薬品工業株式会社/地域に子どもの居場所をグループ・わいわい/徳島キワニスクラブ/徳島県社会福祉協議会/徳島県退職女性教職員の会/徳島こども食堂ネットワーク/徳島市男女共同参画センター/特定非営利活動法人Creer/花椿基金/ハートフルゆめ基金/ふとんのタカハシ/フードバンクとくしま/弁護士法人大西聡法律事務所/母子生活支援施設沙羅の木/UBS証券/吉成法律事務所

今年の蜂須賀桜はまだ5分咲きでした。

設立2周年のごあいさつ。” に対して2件のコメントがあります。

  1. 岩城克枝 より:

    野口さん、白鳥の森設立2周年おめでとうございます。野口さんはじめ白鳥の森のスタッフの皆さんのご活躍に活力を頂いて私たちも頑張ろうと言う気持ちになります。困難を抱えた女性や子どもたちのためにこれからも益々のご活躍されることと思いますが、お体の方無理されませんように。これからもよろしくお願いします。

    1. のぐち より:

      私たちのほうこそ、岩城さんはじめスタッフの皆さまには大変お世話になっております。
      遠く離れた地で徳島のママと子ども達を助けていただき、感謝しかありません。
      本当にありがとうございます。
      今後ともよろしくお願いいたします。

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